ダイエットは特に女子が気にしていることでしょう。
最近体が太くなってきたような気がする、制服や体操服、水着を着るのが嫌だと感じるようになる時期も訪れます。
成長期は体だけでなく心も成長するので、自然と自分の体型が気になるようにもなるわけですが、この時期のダイエットは控えるようにしましょう。

成長期のダイエットが低身長を招く理由とは

成長期に肥満体型だと身長が伸びにくいという話はみなさん聞いたことがあるでしょう。
これは、肥満になると成長ホルモンがしっかりと分泌されなくなったり、思春期が早く訪れるために低身長で早くに止まってしまうと言われています。

そして、肥満にならないようにダイエットを始めようという流れになるわけですが、今度はダイエットも過度なものには注意していきたいです。
ダイエットも低身長を招くと言われています。
ダイエットから低身長になってしまう理由はとてもシンプルです。

ダイエットといえば食事制限から入る人が多いでしょう。
摂取カロリーを減らせばその分ダイエットできると考えるようになります。
確かに摂取カロリーが少ないと体重はそんなに増えることなく、体型も少しほっそりしてくるでしょう。
しかし、成長期に身長を伸ばすときに必要な栄養素を食事で取ることができなくなってしまいます。

この食事制限から栄養素をしっかり摂取することができなくなるために、身長が止まってしまうのです。
特に小学校高学年に入った頃のダイエットにも注意しましょう。
体は大きく大人へと成長していっている段階なのに、ダイエットで食事制限をしてしまっては思うように成長できなくなります。
これが、身長にははっきりと現れてくるのでダイエットは過度なものには注意が必要になってきます。
ちょっとふっくらしてくるのは女性へと変わっていっている証拠なのです。
無理をせずに食事はきちんと食べることが大切です。

低カロリーで栄養満点な食材を選ぼう

ダイエットしないほうがいいのはわかるけれどもやっぱり体型が気になるという時には、食事を上手に食べていくようにすると良いでしょう。
食べる量を減らしてしまうと健康にも被害が出てくるのでおすすめできません。

そこで、低カロリーで栄養満点な食事を心がけるようにしていきましょう。
その中で身長を伸ばすと言われているカルシウム、タンパク質、マグネシウム、亜鉛の4つの栄養素は欠かせません。タンパク質には卵や魚、肉、豆といったものに豊富に含まれています。
カルシウムは牛乳や小魚、野菜に豊富となっており、マグネシウムは海藻類に、亜鉛はしじみやレバーに豊富となっています。

こうしてみると、ダイエットの時には摂取した方が良いと言われている食材ばかりになっているんです。
ダイエットの敵となる食べ物は巷に溢れているスナック菓子やジャンクフード系です。
これらを避けて、家で栄養バランスのとれた食事を食べているだけで自然とダイエットはできるのです。

それでもダイエットをしたいという時には、野菜たっぷりのサラダを多めに食べて、ご飯の量を少し少なめにする、スープはしっかり飲む、海藻類は積極的に食べるといったように食事内容を考えてみるだけでも無理なくダイエットができるでしょう。
カロリーを計算してみても十分ダイエットできるくらいで抑えることができます。

こんな食べ物はダイエットにも身長にも良くない

無理なダイエットは低身長を招くので栄養バランスのとれた食事を意識して食べていくことが大切と解説してきましたが、ダイエットにも身長にも良くない食べ物も紹介しておきましょう。

それが、インスタント食品やジャンクフードです。手軽に食べられてみんなが好きな味になっていますが、高カロリーです。ダイエットの時には敵となるものです。
そして、これらの食品にはリンが含まれているという点にも要注意です。
リンの不足も低身長を招くと言われていますが、このような食品ばかり食べていてリンを摂取しすぎると骨を溶かしてしまうともいいます。
これでは骨が成長できないので、身長も伸びなくなってしまうのです。

つい親も時間のないときに子供に食べさせてしまいがちな食品ですが、身長に影響を及ぼすということを把握して摂取のしすぎには注意していきたいですね。
そして、ダイエット中にもおすすめしない食品なので、できるだけ避けていくようにしましょう。

成長期は自分の容姿を周りと比べてしまったり体型がとても気になる年頃です。
これはきちんと成長しているという証でもあるのですが、異性の目が気になってくることもあるでしょう。

そんなときは無理なダイエットをするのではなく、健康的にダイエットしていけるようにしていきましょう。そのためには食事量を極端に減らすのではなく、食事内容を見直して改善していくことがポイントになってきます。
そして、インスタント食品やジャンクフードの摂り過ぎには注意していきましょう。

LINEで送る