子供の身長を伸ばすなら寝具選びから！

深くて質の良い眠りにするための寝具とは

睡眠環境が整っていないと質の良い睡眠をとることはできません。
そして、環境に含まれるのが寝具でもあります。つまり、布団やパジャマ、枕などを指しています。
深い眠りにつけるようにするためには、眠っている時の姿勢が重要とされています。

私たちが一番リラックスできる姿勢とは直立した状態といいます。
一番負荷が少なく体の力を抜いてリラックスすることができるのです。
この姿勢を眠っている時にきちんと保つことができたら、深い眠りにつくことができます。

そこで、重要となってくるのがマットレスと枕選びになります。
マットレスはやわらかすぎても硬すぎてもよくありません。
適度に硬さと柔らかさ、弾力さを兼ね備えたものがベストとなっています。
そして、背骨のS字のカーブを自然に受け止めてくれるようなマットレスを選ぶようにしましょう。

また、直立した姿勢をキープしていくために、枕の存在も忘れてはいけません。
枕が変わると眠れないという人もいますが、それだけ枕は睡眠環境を左右するものになっています。
枕は高すぎると直立した状態になれませんし、首にも負担がかかってしまいます。
そして、低すぎても首の下に空間を作ることができないので、寝にくい体勢になってしまいます。
ここからも、自分で寝転んだ時に快適だと感じる高さの枕を選ぶことが大切なのです。

パジャマやシーツは吸汗性に優れているものを

掛け布団は冬場は分厚めの羽毛布団ですし、季節の良い時には薄めに変わり、夏場の暑い時期にはタオルケットだという人も多いでしょう。
この掛け布団は寝ようとした時に必ずかけるものですが、体の上にのしかかってくるように重い掛け布団ではリラックスして眠ることができません。

重要となってくるのがパジャマがしっかり汗を吸い取ってくれるかどうかという点です。
子供は大人よりも体温が高いですし、汗をたっぷりかいています。
それなのにパジャマが汗を吸い取ってくれないと布団や背中もジメジメして気持ちが悪くなっていきます。
吸汗性に優れている素材の良いパジャマはしっかり汗を吸い取ってくれるので、朝まで快適に眠ることができます。

また、パジャマの次にシーツも大切です。
シーツは見た目が可愛いものもたくさんありますが、一番良いのは綿などのタオル地でできているものがいいと思います。
肌触りも心地いいですし、眠っている時にかいた汗もしっかり吸収していってくれます。
シーツの素材が悪いと下の敷布団にまで影響してきますし、湿気のこもった布団になってしまいます。

掛け布団はできるだけ軽いものを

成長期の子供であればみなさんはどんな服装で布団に入っているのでしょうか？
昔は定番のパジャマで寝ている子供が多かったですが、今ではジャージやスエットといった部屋着でそのまま眠ってしまっている子供も多いように感じます。
この服装にもぜひ気をつけてもらいたいと思います。

掛け布団の重さで窮屈に感じて結局ゆっくり眠れないという結果にもなってしまいます。
そこで、掛け布団はできるだけ軽めのものを選ぶようにしましょう。
良い布団はしっかり暖かくても軽くて使いやすくなっています。
夏場は気になりませんが、冬に重たい布団では疲れてしまうのでできるだけ軽いものを使うようにしましょう。

そして、夏場は暑くて寝苦しい日が続くと思うので、こちらも吸い取りのいいタオルケットなどを活用するようにしましょう。
汗をかいてもすぐにタオル感覚で洗濯機に回すこともできますし、肌に当たった時の感覚も気持ちよくて快適でしょう。

布団屋さんやデパートの寝具コーナーに行ってみよう

寝具が成長期に与える影響はとても大きいことがわかりましたね。
今お子様の身長の伸びで悩んでいるのなら、寝具を一度見直してみると良いかもしれません。
そして、快適なその子に合った寝具を選ぶには、やはり布団屋さんやデパートの寝具コーナーでしっかり選んでもらうことです。

適当に選んでいても意味がないので、きちんと納得できて快適に眠れるものを選べるようにアドバイスを受けながら良いものを見つけていくといいでしょう。
布団屋さんや寝具コーナーは最近では快眠につなげるいろんなグッズもあったりします。
布団も昔に比べるとどんどん質が高くなっていっているので、寝具にこだわって快適な眠りにつけるようにしてみましょう。

成長期に身長を伸ばしたい時、寝具がどれだけ大切な存在なのかよくわかります。
今パジャマも適当に部屋着で済ませている、布団はブランケットやその辺にある毛布などをかけて寝ているといったようでは、思うように体も成長してくれません。
しっかり深い眠るにつくことが大切なので寝具選びを家族で一緒にやってみましょう。