みなさんはぐっすりと日ごろ睡眠を取れていますか?成長期となると学校と部活動とで毎日くたくたなので毎日ぐっすりかもしれませんが、質の良い睡眠を取るためには日照時間も関係していたのです。
季節によって日照時間が変わると睡眠の質も変わっていく
日本には春夏秋冬と季節がありますが、季節によって気温や日照時間もさまざまです。
極端に言えば、夏は暗くなるのが遅く、冬は夕方にもなると暗くなってきますよね。
ここでは、四季に分けて睡眠の質と日照時間の関係を見てみましょう。
・春
春になると寝ても寝ても眠たいということありませんか?
気温もちょうどよく、ぽかぽか陽気が続くとついつい昼寝もしたくなってしまうぐらい、眠たい日が続くものです。
冬から春にかけて日照時間も徐々に長くなっていきます。
気が付いたら日が落ちるのも遅くなっているなと感じるでしょう。
この日照時間の変化によって睡眠の質も変わっています。
冬の寒い間は体も緊張状態が続いていましたが、だんだん暖かくなってきて体温の調整もしやすくなっていきます。
そうすると全身の血行もよくなることにつながるので、質の良い睡眠を取ることができるようになるのです。質の良い睡眠を取るのに最適な季節であることがわかりますね。
・夏
夏は夜も寝苦しく暑い日々が続きますが、日照時間も長くなっていきます。
ここから、自然と睡眠時間も短くなっていきます。
寝室が暑い環境にある場合には、深部体温を下げることが難しくなります。
そうすると寝つきが悪くなり、質の良い睡眠を取ることが困難になってしまうのです。
暑くて疲労もたまっているのに寝つきも悪い、寝ていてもぐっすり眠れていないという日々が続くので、できるだけ環境の良い空間で眠るようにしないといけません。
・秋
夏の暑さも徐々に落ち着いてくる秋ですが、日照時間も徐々に短くなっていきます。
よって、睡眠時間は長くなる傾向にあります。夏に比べて体温の調節もしやすくなるので、快適な睡眠につなげることができます。
涼しい空間ではすんなりと眠りにもつきやすくなるので、夏の疲れを取っていくためにも早めに休むことを心がけるといいでしょう。
・冬
冬は他の季節に比べて一番日照時間が短くなります。
冬は日照時間も短くなるため、自然と筋肉が緊張し、血行が悪くなります。
これは、すべての人に当てはまることなのですが、そのため睡眠時間は長くなりますが、質の良い睡眠につなげられるかは環境にもよります。
血行が悪くなると体の表面温度の方が高くなっていき、深部体温の方はうまく放出できなくなっていきます。よって、暗くなるのは早いものの寝つきが悪くなるという特徴があります。
よって、睡眠質も悪くなりやすいのです。
適度に暖房器具を使いながら乾燥に気を付けて過ごすようにするとより快適に眠ることができるでしょう。
質の良い眠りに導くために寝具選びも大切
季節によって日照時間が異なるためどうしても睡眠の質に差が出てきてしまうのですが、より質の良い睡眠に導くために寝具選びも大切になってきます。
シーツや布団、パジャマ、枕と普段何気なく使っているものにも気を配ることが重要です。
ここでは、どんな寝具を選べば快適に眠ることができるのか紹介します。
・シーツ
シーツはできるだけ肌触りの良いものを使うことをおすすめします。
素材としては、やはり綿100%が一番いいでしょう。
肌に当たった時も気持ちがいいですし、眠っているときにかいている汗も吸収してくれます。
特に、夏場は綿のシーツに変えてみると夜も寝やすくなるでしょう。
そして、想像以上に汗をかいているので、まめにシーツも洗うようにすると完璧です。
・布団
布団はあまり重くないものがいいです。
重いと寝苦しくなりますし、夏は暑さも感じるようになるので、羽毛布団で軽めが理想的です。
ふんわりとかけて体を暖められるものにすると快適に眠ることができるでしょう。
そして、布団も天気のいい日に干すなどしてお手入れをしていくと、毎日気持ちよく眠ることができます。
・パジャマ
パジャマはみなさん適当に部屋着で代用していませんか?
便利なのでつい選びがちですが、質の良い睡眠を取るためにはパジャマにもこだわっていきましょう。
パジャマの素材としては綿100%かガーゼ素材が良いです。
そして、薄めにすると快適に眠ることができます。
・枕
枕の高さや質は人によって合うものに差があります。
枕を自分専用に調整してくれるところもありますが、枕選びはとても大切です。
合っていない枕を使っていると、寝ていても疲れが取りきれないという悪循環になってしまいます。
そして、首を痛めてしまうこともあるので枕選びは慎重にしないといけないのです。
質の良い睡眠を取るためには日照時間も大きく関係しているのです。
日照時間を自由に変えることはできないので、季節に応じてどんな過ごし方をすれば快適な睡眠を取れるか考えて季節ごとに対策を取っていくと質の良い睡眠につなげることができるでしょう。
そのためには、寝具選びも忘れずにしていきたいですね。