運動神経は遺伝するのか?

運動神経は親の中でも特に母親から遺伝すると聞いたことはありませんか?
          なぜ母親から遺伝することが多いのかという根拠は明らかになっていないものの、そのような情報が流れています。
          そして、両親から運動神経は遺伝するといわれている説もはっきりとした理由はわかっていません。
そして、親から運動神経が遺伝するというのは単純なことになっているのです。
          たとえば両親がスポーツ大好きで子供が生まれた後も積極的に運動をしていたら、子供も自然と運動に触れる機会が多くなります。
          その反対に両親がインドア派で家の中で過ごしているようなタイプであればスポーツをする機会もなく過ぎていきます。
このように、両親の運動への関わり方によって子供の運動神経も左右されてくるのです。
          両親と共に運動についていき、できることから始めることで何もしていない子よりは明らかに差が出てきます。
          両親の運動に対する関わり方によって異なってくるという点が子供の運動神経に大きく影響してくるのです。
公園で一緒に遊ぶだけでも運動神経は鍛えられる

小さな頃はまだ本格的なスポーツを実践することはできません。
          しかし、幼児の頃に体を動かす術を身につけておくと成長していく中で運動神経も高まっていくのです。
          そこで、幼児の頃は親と一緒に公園でたくさん遊ぶようにしましょう。
遊ぶ内容はどんなものでもいいです。鬼ごっこで思いっきり走ってもいいですし、かくれんぼで隠れる楽しさを発見するのもよいでしょう。
          さらに竹馬やサッカー、幼児でもできるテニスやバドミントン、野球のキャッチボール、ボール遊びなど外で遊ぶ内容は無限にあります。
体をしっかり動かすようにすると、食欲も出てきますし、質の良い睡眠を取ることもできます。
          これによって体はますます健康的に成長していくので体を動かして外で遊ぶのは大切なことなのです。
          休みの日には親子で外遊びを思いっきりする日と決めて遊んでみるのも良いですね。
子供の運動神経は6歳が肝心

子供の運動神経は6歳が肝心と言われているの知っていますか?
          まだ小学校にも入っていない時期ですが、6歳は大きな節目となるのです。
          臨界期という言い方もされ、これはある時期をすぎると習得するのが難しくなるという意味になります。
          つまり、6歳を過ぎてから何かスポーツを始めてもなかなか上達しないと悪循環になる確率も高まるのです。
運動神経や生活習慣においては6歳が臨界期と言われているのです。
          つまり、6歳までの過ごし方が非常に重要ということになるのです。
          小学校に入って本格的に勉強が始まってからうちの子はなかなか勉強してくれないと嘆く親御さんも多いですが、これは机に向かって何かをするという習慣が身についていないからです。
          これも6歳までに折り紙をする、簡単なドリルをするといったように時間を決めて机に向かうようにすれば、小学校に入っても苦には感じないでしょう。
そして、運動神経においては6歳まで肝心となっているので、生活の中でこんなことに注意してみましょう。
- ・幼稚園の往復はできれば歩いて
 - ・エスカレーターやエレベーターなどを使わずに階段を使う
 - ・とにかくたくさん走ること
 - ・縄跳びをする
 - ・鉄棒の練習をやってみる
 - ・逆立ちなど家の中でできることも挑戦する
 - ・ボール遊びをする
 - ・外遊びは積極的に行う
 

このような点を意識しながら6歳までを過ごしてみましょう。
          最初は難しい動作でも、親子で練習をしていくうちにだんだんと上達してくるようになります。
          できるようになると小さいながらにも達成感を得ることができ、体を動かすことは楽しいと思えるようになります。
これが良い刺激となって運動神経の上達につながっていくので、時間のあるときは体を一緒に動かすようにしてみましょう。
          大人の運動不足も適度に解消されるので、両者にメリットがあると言えるのです。
運動神経は遺伝だから・・・と諦めてしまいがちですが、親本人が運動が苦手でも子供には積極的に外で遊ばせるようにさせて、できる範囲で向き合っていくと子供の運動神経も自然と高まっていくのです。
          特に、最近は外で遊ぶ子供が少なくなっているので、お天気のいい日には一緒に外で遊ぶようにしてみましょう。

