身長を伸ばしていくには栄養素を満遍なくしっかり摂取することが大事といいますが、その中でも注目したいのがイソフラボンです。
イソフラボンといえば大豆製品に多く含まれているわけですが、私たちにとっては身近な存在でもあるでしょう。
なぜイソフラボンが身長を伸ばしてくれるのか？
さっそく、なぜイソフラボンが身長を伸ばしてくれるのか解説していきます。
身長を伸ばしたいというときに重要になってくるのが、成長ホルモンです。
眠っている間にどれだけしっかり成長ホルモンを分泌できるかによって、成長期の身長の伸びは変わってきます。そこで、イソフラボンの登場です。
イソフラボンは成長ホルモンの分泌を促してくれると言われています。
よって、イソフラボンが豊富に含まれている大豆製品を日ごろから食べていると、身長が順調に伸びていくと考えられているのです。
さらに、大豆製品には身長を伸ばすのに欠かせないタンパク質も豊富に含んでいます。
中でも手軽に食べられる大豆製品が納豆だと思いますが、納豆は本当に栄養満点になっているんです。
アミノ酸・ビタミンA・ビタミンB・ビタミンK・鉄分・カリウム・マグネシウムと、成長期に体が求める栄養素がギュッと詰まっているのです。
大豆製品にはイソフラボン以外にも多くの栄養素が入っているので、納豆や豆腐、大豆を食べているだけで体は健康的に成長していってくれるのです。
イソフラボンの摂りすぎには注意？！
イソフラボンは身長を伸ばしてくれるというのは事実ですが、一方でイソフラボンの摂りすぎが身長を止めてしまうという説もあります。
イソフラボンといえば特に女性にとってうれしい美容効果をたくさん持っています。
美白や美肌、肌荒れ解消、PMSの改善などと女性の悩みに答えてくれる効果があります。
この女性ならではの悩みをイソフラボンが解決してくれるのは、女性ホルモンの働きを活発にしてくれるからといいます。
この女性ホルモンが活発になりすぎると身長はあまり伸びなくなってしまいます。
一般的に見て、女性より男性の方が身長の高い人は多いでしょう。これも、ホルモンの関係から考えられることです。
しかし、摂りすぎには注意と言われているだけで、まったく食べないのもよくありません。
食べすぎて成長を急に止めてしまうということはないので、栄養面を考えながら適度に食べることは大切です。
おすすめのイソフラボン摂取方法
イソフラボンは大豆製品に含まれている成分ですが、実際に日々の食事で食べていこうと思ったら、どんな方法がいいのでしょうか？
納豆
豆腐
油揚げ
きな粉
味噌
豆乳
この中で一番普段から食べやすいと言えるのは、豆腐や納豆、味噌でしょう。
納豆はそのままパックから食べられますし、豆腐は味噌汁や冷ややっこ、サラダや煮物、炒め物ととにかく万能な食材です。低カロリーなのでたっぷり食べても安心です。
さらに、味噌は味噌汁をきっと毎日飲んでいる家庭が多いと思いますが、味噌汁を飲むだけで摂取したことになります。
また、油揚げであればそのまま焼いてもおいしいですし、味噌汁の具にも使えますね。
イソフラボンは組み合わせて使いやすい食材に含まれていることもわかるでしょう。
このように、私たち日本人にとってはイソフラボンは身近でいつでも簡単に摂取できる成分であることがわかるでしょう。
アレンジもしやすく、リーズナブルに購入できる食材たちなのでおすすめです。
プロテインなどよりもやはり食事から摂取していくこと
イソフラボンが体にいいのなら、とにかくイソフラボンが配合されているものを摂取すればいいんだという考えも出てきますが、やはり一番イソフラボンの栄養を感じるためには食事から摂取していくことをおすすめします。
イソフラボンが配合されたプロテインもありますが、成長期の体にはあまりおすすめできません。
やはり、豆腐や納豆、味噌といった食事の中でイソフラボンを補っていくのが理想的です。
時間のない時には豆乳を飲むくらいはいいですが、できるだけ食事でイソフラボンを摂っていくようにしましょう。
イソフラボンの質も異なるので、むやみにプロテインなどを利用するよりも食事でバランスよく摂取していった方が身長の伸びにもつながっていきます。
イソフラボンは成長期の身長には深い関係があるのです。
身長が思うように伸びないなと感じるときは、食事からイソフラボンを意識して摂取していくとよいでしょう。忙しい学校生活を送っていると思いますが、食事は体を作るうえで基礎となることです。
忙しくても食事はしっかり食べていくようにしましょう。
その中にイソフラボンが含まれた食材を入れられると一番理想的でしょう。
イソフラボンの摂りすぎは良くないといいますが、大豆製品は体にとても良いので、毎日少しは食べていくようにしたいです。
