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最近は学校の部活動以外にクラブに所属してスポーツに励む子供が増えています。
小学校の頃からサッカーや野球に夢中になっている子供も多いでしょう。
しかし、子供の体はまだまだ発達途中になるのであまりに激しい運動はおすすめできません。
今、運動のし過ぎは逆効果とも言われているのです。

運動で子供の身長が伸びるは事実

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運動はしないよりはした方が良いとされています。
子供といえば活発に外で走り回っているイメージがありますが、やはり体を動かすことは子供には大切なのです。
食事内容によって身長の伸び具合も異なってくると言われていますが、運動によっても子供の身長には差が出てきます。

運動をすることで成長ホルモンが活発に分泌されるようになります。
ストレッチの方法も豊富にありますが、体の部位ごとに確実に効果をもたらしてくれるので、していると身長にもプラスになるといいます。

特に運動の中でも上下に体を動かす競技が身長を伸ばしたい時には良いとされています。
例を挙げるとバレーボールやバスケットボールがあります。これらの選手ってみんな背が高いですよね。
ジャンプする動作が身長に関係していることも理解できるでしょう。
ジャンプすることで縦方向に骨に刺激が加わります。これによってより成長ホルモンが多く分泌されるようになるのです。

見た目は上下の動きがないように感じてもジョギングやウォーキングも成長ホルモンの分泌を促してくれます。
こういった運動を1日30分~2時間程度すると良いと言われています。
子供の身長を伸ばしたいという時に運動をすることで伸びていくのは事実だったのです。

激しすぎる運動は身長の伸びに影響が出る

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子供の頃に積極的に運動をしていくのはとても良いことなのですが、子供の頃から激しすぎる運動をするのは逆効果となってしまいます。
せっかく身長を伸ばしたいと思っていても順調に伸びなくなる恐れがあります。

運動をたくさんすると体力は消耗していきます。
この体力を回復させようとして栄養素がたくさん必要となってきます。
子供の頃に必要な栄養素としては炭水化物やタンパク質、脂質、カルシウムなど数多くありますが、体力回復の方に栄養素を回さないといけなくなるので、背を伸ばしたい時にはそちらに栄養素を使用できなくなってしまうのです。

また、激しすぎる運動の他にも、一箇所だけ集中して鍛えるようなことはやめておきましょう。
たとえば野球のバッティング練習というと、ひたすらフォームを維持してバッティングの練習をするでしょう。
これでは、一部しか鍛えることができません。バッティングの練習も大切ですが適度に行わないと逆効果となることを理解しておきましょう。

運動は積極的にすべきと言われていますが、極端に激しく体を動かすのではなく適度に休息を取りながら無理のない範囲で行うことが大切なのです。

子供時代の正しい運動量とは?

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子供の頃の運動はしなくてもしすぎても良くないというバランスが難しいです。
いろんなスポーツもありますし、子供の好みによって関心が出るスポーツも異なります。
そこで、子供時代の正しい運動量というものをまずは理解しておくことが大切です。

小学生で見てみると、時間では1日1時間が正しい運動量と言われています。
しかし、この1時間の中身によって運動が正しいかどうか分かれてきます。
ひたすら同じ動きでは正しい運動量とは言えません。全身を使って思いっきり体を動かす運動が正しいと言えます。

よって、何かスポーツを決めてクラブに所属する子供も多いですが、外遊びで好きなことを思いっきりして遊ぶというのが実は内容が濃かったりするのです。
耐久力、瞬発力などを自然と鍛えられるようになるのです。
学校の体育の授業や休み時間に友達と遊ぶ時の時間も含めて、1日1時間くらいを目安にしてみましょう。
さらにクラブで活発に運動となると、小学校低学年くらいの子供にとっては負担が大きくなってしまいます。

子供の年齢に応じて正しい運動量があるということをきちんと理解して、親が子供の運動について考えてあげることが大切です。

子供の頃の運動量によって、体の成長のスピードも個人差が出てきます。
運動神経や身長は遺伝もあるといいますが、子供の頃にどんな過ごし方をしてきたかによっても変わってくるのです。
そのことを念頭に置きながら、子供の運動量について調整していってあげたいですね。