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通学中はてきぱきと歩くこと

小学校や中学校では歩くまたは自転車で登下校という子供が多いでしょう。
そして、この通学中に身体能力を向上させていきたいときに簡単にできるのがてきぱきと歩くことです。
登下校は学校に着く時間が決まっているので、行きは急いで行くことが多いでしょう。
しかし、帰りは特に着かないといけない時間が決まっていないので友達と話しながら、ふざけながらのんびり帰っている子供たちを見かけることもよくあります。

そこで、できるなら行きも帰りも足と手をしっかり動かして早歩きをしてみましょう。
だらだら歩いているとしかるべき筋肉を正しく使うことができないために、身体能力にも影響が出てきます。
せっかく歩く時間ができているのだから、それを活かしてしっかり筋肉を鍛えて行けば良いのです。

最近は学校の登下校の際に車での送り迎えが多くなったことと食事内容によって、肥満児が増えていると言われています。
肥満体型になると体を動かすのが億劫になりますます運動をしなくなります。
これでは身体能力向上とは遠くかけ離れていってしまうので、通学中はできるだけ手足を動かして早めのスピードで歩いてみましょう。

短い距離よりも長い距離歩く方がやはり身体能力は向上する

たとえば徒歩通学となっている小学校でみてみると、校区というものがあり自分の住んでいる地域から行くべき小学校も決まってきます。
小学校と家の間が近い方がラッキーと思いがちですが、これでは体がなまってしまいます。
身体能力が高い子供を見てみると、比較的長距離を毎日歩いてきている子供の方が多くなっています。
毎日何気なく歩いているようでも、成長期の体にとってはプラスになっているのですね。

これは住んでいる場所から学校までの話になるので、たまたま近くに小学校がある、遠くに小学校があるということもあります。
しかし、やはり毎日どれだけの距離を歩いているかによって身体能力には差が出てくるのです。
体育やその他の運動の際にも長距離歩いてきている子供の方が持久力も高まるといいます。
それだけ常に体を使っていることにもなるのです。

軽いジョギングも効果的

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登下校の際には家が近くの子同士数人が固まって学校まで歩いて行っているでしょう。
安全の面を考えると一人よりは数人で話しながら行った方が安全です。
そんな通学中ですが、身体能力を向上させたいと思うときは軽くジョギングしながらみんなについていくのも良いでしょう。
走るスピードを上げすぎると友達にぶつかったり、追い越してしまうこともあるので注意しながらジョギングすることが大切です。
軽いジョギングはウォーキングと同じく有酸素運動になります。
激しい運動をやるよりもジョギングなどの方が筋肉をつけていくことができ、体がタフになっていきます。
よって、通学中も可能であれば軽いジョギングを入れてみると良いのです。

ランドセルやかばんを持っているとそれが負荷になり、より筋肉を鍛えることができます。
通学中も適当に歩くのではなく、他の子よりも身体能力が高くなりたいときは意識して体を動かしてみると良いのです。
自分でやってみようという気持ちを持って取り組むことがプラスになっていくので、何もしないのとは全然違います。

通学中の身体能力向上には靴選びも重要

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最後に追加事項として、身体能力向上に欠かせない靴の大切さについて触れておきましょう。
小学校であればスニーカーを履いて学校に行っているでしょう。
指定されているところもあれば自由に好きな靴を履いてきて良いところなどさまざまです。

そして、通学中に身体能力を高めていきたいのなら靴も慎重に選びましょう。
まずは成長期なので靴のサイズも定期的にチェックしておきましょう。
窮屈な靴やブカブカの靴では思うように走ったり歩くことができません。
そして、足のことを考えて作られている靴かどうかもチェックしてみましょう。
デザイン重視になっていては機能性が怪しいです。機能性の面でしっかり納得のできるものを選んで履くようにしましょう。

磨り減ってきた靴は早めに変えて、靴のくたびれ感も親御さんが確認してあげると良いです。
体に合った靴を履くことで身体能力も高めていくことができるのです。

通学中でも体の動かし方によって身体能力を高めることはできるのです。
体のメリハリをつけながら歩いたり走ったりするようにしてみましょう。
あまり激しく走ると事故にもなりかねないので、みんなのペースに合わせながらやってみましょう。