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今や大人も子供も多くの人がスマホを使用している時代です。

SNSやマップ機能など、本当に便利なこのスマホ。

ただ、その使い方を間違えると身体のあちこちに変調をきたします。

特に最近では成長期真っ盛りの高校生、中学生だけでなく、小学生でも約2割の子供が持っている時代です。

インターネット接続制限などを掛けている親御さんも多いとは思いますが、成長期の子供たちが安全、安心に使うには注意しなければいけないことがあります。

ここではスマホの危険性と上手な付き合い方を詳しく解説していこうと思います。

平均就寝時間が1.5時間も遅くなっている!

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成長期に入った子どもを持つ親御さんの中に、「最近子供が夜型になった」という悩みを抱えている人が増えてきています。

30年前に比べると平均就寝時間が1.5時間も遅くなっているというデータもあるくらい、最近の中学生、高校生の睡眠時間が減ってきています。

原因は色々考えられますが、大きな要因としてスマホが挙げられます。

このスマホ、非常に便利な反面、使い方によっては身体の色々なところに不調をきたします。

中でも問題なのが“寝る前スマホ”

成長期の子供に限らず、人間は睡眠中にメラトニンというホルモンが分泌されることによってぐっすり眠ることが出来ます。

ぐっすり眠ることによって体内時計をリセットし、ストレスを解消することができます。

しかしスマホに限らず、テレビ、パソコンなどの光を浴びるとホルモンの分泌が抑制され、眠りが浅くなったり、なかなか寝付けないといった症状が出てきます。

またスマホなどのディスプレイにはブルーライトが使われており、メラトニンの生成を抑制すると言われています。

ブルーライトを浴びすぎるとどんな健康被害がある?

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暗い部屋でブルーライトを浴び続けると目への負担が大きくなります。

一般的には視力の低下、目の痛みや疲れ、網膜へのダメージなど、特に成長期の体が出来上がっていない子供などは、その影響は顕著に現れることがあります。

更に深刻なのが、不眠からくるストレス増加や精神状態が不安定になり、最悪の場合うつの症状が現れることがあります。

また、学校の授業に集中できないなど学力の低下に発展するなど、子供がブルーライトを浴び続けることの被害は甚大です。

成長期の子供は寝る2時間前にはスマホをいじらせない!

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成長期の子供の身長を大きくしたいと考えているなら、しっかりとした睡眠環境を確保することが大前提です。

いくら栄養バランスの良い食事を摂っても、睡眠中にしっかり成長ホルモンを分泌させてあげない事には身長は思うように伸びません。

そのためには寝る2時間前にはスマホやパソコンなどのブルーライトを浴びないなどの対策が必要ですね。

そして、スマホのディスプレイにブルーライトの光量を軽減してくれるシールなども予防にはなると思いますので、是非ためしてみてはいかがでしょうか。