1999年に国の認可を受けた食品添加物に「スクラロール」という化学物質があります。
このスクラロール、砂糖の600倍の甘さがあり、少ない使用料で甘みが出せるということで多くの企業がダイエット甘味料として清涼飲料水や食品に使用しています。
スクラロールは新しい農薬を開発中に偶然発見された添加物で、アステルパームに並ぶ非常に毒性の強い人工甘味料として知られています。
この「非常に毒性の強い」人工甘味料、スクラロールはアステルパームの人体への害が広く世間に知れ渡り、それを取り扱う多くの企業が変更を余儀なくされる事態に追い込まれ
1999年以降、急速に広まっていったという背景があります。
では、このスクラロールとは何がどう危険なのでしょうか。
成長期の子どもや妊婦は絶対に摂ってはいけない危険物質!
前回お話しした通り、近年「子供用サプリメント」を販売する企業が増えてきています。
子供の健やかな成長を願う我々親をターゲットにした新しいジャンルのサプリメントですが、その多くは顆粒タイプのものが多く、水や牛乳に溶かして飲めるようになっています。
小さな子供にとってカプセルや錠剤よりも馴染みやすく、そういった意味では顆粒タイプのサプリメントというのは、子供が美味しく飲める非常に「売りやすい商品」といえると思います。
しかし、問題なのがその味付けの方法です。
市販されている甘いサプリメントにはそのほとんどに人工甘味料が使われています。
中でも今問題なのが「スクラロール」という甘味料です。
現在、解っているだけでも以下の副作用が確認されています。
- 「成長の遅れ」
- 「赤血球の減少」
- 「甲状腺の働きの減退」
- 「肝臓や脳の異常肥大」
- 「肝臓細胞の異常」
- 「卵巣収縮」
- 「脳腫瘍の増加」
- 「白血病の発生リスクの増加」
- 「白内障の発生リスクの増加」
- 「悪性リンパ腫の増加」
等々、聞いただけでも恐ろしくなる副作用が目白押しの危険物質なのです。
日本という国は欧米諸国と比べても食品添加物に対する規制が非常にゆるい国として世界に知られています。
マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸なども、その危険性からアメリカをはじめヨーロッパ諸国では販売はおろか、輸入まで禁止している国がほとんどです。
しかし日本ではいまだにスーパーやコンビニなどが普通にマーガリンを販売し、加工食品としても数多くの商品が売られているのが現状です。
子供に良かれと思って与えている食品の中には悪影響しかないものも残念ですが多く販売されているのが今の日本なのです。
あなたがお子様の成長を願って、サプリメントを与えようと考えているなら、またはもう与えているならば、販売会社の良いことしか書いていないホームページだけで判断せず、実際に販売会社に問い合わせをして、
スクラロールを使用しているのかは必ず確認してください。
インターネットで検索すればスクラロールがどのくらい危険な物質かすぐに調べることも出来ます。
勿論全ての販売会社がスクラロールを含む人工甘味料を使っているわけではありません。
ですが残念なことにホームページでは何が入っているのかまでは確認することできません。
まずはご自身の目と耳で確認し、安心安全なサプリメントを与えてあげることをお勧めします。