住んでいる地域によって気温や天候も異なってくるものですが、ここから身長にも差が出てくるの知っていますか?これには日照時間と睡眠時間との関係があるようです。
ベルグマンの法則
全国の都道府県別に身長を統計を取って差をみてみると、やはり東北や北陸地方は身長の高い人が多く、
一方で中国地方や九州、四国と暖かい地域になってくると低くなる傾向にあります。
そして、このことを幕末に生きたベルグマンは、恒温動物は暖かい地域では体長を小さくし、寒冷地域では逆に体長を大きくする必要があるという法則も立てました。
昔から寒い地域と暖かい地域に住んでいる人とで身長を比較すると、差が出てきていたという証拠でもあるでしょう。
日照時間と睡眠時間も影響している
身長を伸ばしたいというときに絶好の季節となるのが、冬と言われています。
これには、日照時間と睡眠時間が関係しています。日照時間が短いということは、朝の日の出が遅くなり日の入りが早くなるということを指しています。
ここから、体が眠りのモードにつきやすくなっていくのです。
寒い冬って朝も早いと真っ暗ですしなかなか起きられないですよね。
よって、夏に比べると睡眠時間も長くなる傾向にあります。
私達は眠っているときに身長を伸ばすのに欠かせない成長ホルモンの分泌をしています。
しっかり眠ることで成長ホルモンの分泌を促すことができるので、眠りやすい冬の時期は身長を伸ばすタイミングとしてもベストとなっているんです。
さらに、食事の面でも体を温めるものを食べていくとより身長を伸ばすことができるでしょう。
根菜類を積極的に食事に取り入れるようにできると、冬の期間に体を大きく成長させることができるでしょう。
今成長期だけど身長が思っていたよりも伸びてくれないと悩んでいる人は、冬の季節を狙ってしっかり睡眠と食事を取るようにしてみましょう。
冬は布団に入ると暖かくてリラックスもできるので、その分深い眠りにつきやすくなります。
朝まで一眠りできると、成長ホルモンもしっかり分泌されているでしょう。
地域によって日照時間が異なるのは仕方のないことですが、それを活かして季節によっての過ごし方を考えてみると良さそうですね。