
プレゴールデンエイジはゴールデンエイジの前段階でとても大切な時期
ゴールデンエイジが9歳から11歳頃と言われていますが、その前の3歳~8歳頃にやってくるのがプレゴールデンエイジと言われています。
このプレゴールデンエイジの過ごし方によって、ゴールデンエイジでどれだけ身体能力が高まっていくのかが分かれてきます。
プレゴールデンエイジになるとたった3歳と思っていても脳の神経回路は約8割が出来上がっています。
よって運動能力に関わってくる神経が急激に成長する時期でもあるのです。
このプレゴールデンエイジに活発に体を動かして運動が楽しいということを認識できると、ゴールデンエイジに突入してもスポーツや運動が好きになるのです。
外遊びで全身運動が身体能力アップにつながる

プレゴールデンエイジの頃は、まだまだ子供から目が離せない時期になります。
よって、大人と一緒に行動することになりますが、身体能力アップにつながるように大人も一緒に外遊びしてあげると子供にとっては楽しい思い出にもなるでしょう。
プレゴールデンエイジにおいては体の動かし方を習得し、脳の指令通りに体を動かすトレーニングが必要です。
年齢的にまだできる運動が限られてきますが、鉄棒やブランコ、砂場遊び、かけっこやボール遊びなどのシンプルな遊びをやってみましょう。
基本的な運動になるので、こういった遊びの中で身体能力を身につけていくことができるのです。
外の空気に触れていろんな遊びをすることで心も体も健康的に成長していくのです。
外遊びは公園やグランド、家の庭などスペースがあればいつでもできます。
小さな頃は大人と一緒に遊び手助けをしてもらうことで、いろんな遊びができるようになります。}一度できたということを覚えると、次からは一人でもできるようになります。
それほど小さな頃の体は習得が早いのです。体で覚える力を身につけていく大切な期間でもあるのです。
よって、家の中の遊びだけでなく外で全身を動かしてできる運動も取り入れてみましょう。]
友達と遊ぶ楽しみも発見できる年頃なので、いろんな人との関係を築きあげながら楽しく体を動かして身体能力を高めていきましょう。
室内でも活発に体を動かそう

外遊びが身体能力アップには欠かせませんが、室内においても活発に体を動かすことはできるのです。
よって、家の中での遊びもテレビやおもちゃだけでなく、体を使って遊んでみましょう。
室内でできておすすめの運動をいくつか紹介しましょう。
1.風船遊び
風船はふわふわと飛んでいくものです。
そこでバレーボールのように風船を叩きあってみましょう。
落とした方が負けなんてルールも決めると、より盛り上がります。
落ちてくる風船をキャッチするというのは、反射神経を鍛えることができます。
1人でもできる遊びですが、相手がいるとより楽しめるでしょう。
2.ボール入れ
こちらの遊びもとても簡単です。
何か入れ物をゴールと決めて、そこに紙を丸めたボールを入れるというものです。
大人でも1回で入れようと思ったら難しいので、やってみると意外と燃えてきます。
距離感覚が身につくと言われており、あの入れ物にまで投げようと思ったらこれぐらいの力で投げないといけないという感覚を体で覚えていくことができます。
3.布団登り
室内には布団やクッションなど柔らかいものもたくさんあるでしょう。
これを積み上げて山に登っていく遊びも刺激になって楽しいです。
よじ登る、歩く、上から滑り降りるといった動作を行うことで、全身を上手に使いながら壁を乗り越えていくことができます。
柔らかいところであれば頭を打つ心配もないので、設備はきちんと考慮して作り上げてからやってみるようにしましょう。
大人が布団などの柔らかい山を作ってあげると、子供は喜んでよじ登っていくでしょう。
プレゴールデンエイジは生活の中で簡単にできる遊びが多いのです。
大人が一緒でないと危ないこともありますが、そんなときは大人もそばにいて見守ってあげましょう。
手を貸すのではなく応援しながらそばで見てあげると、子供はやる気を出して挑んでいくでしょう。
